馬券を買わなくても競馬は楽しい|楽しみ方7選

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競馬する馬たち お気に入り

え~~~~~~~~!!!おドウ、出走取り消し!?前日に届いた悲報。おドウの最後の姿を見たかった。秋古馬三冠を夢見た。引退式もライブで見届けたかった。

でも、武豊騎手の「4年後に産駒でお願いします。」という言葉に納得。おドウの無事が一番ですね。

武さん4年後は59歳だけど、実現できるといいなと思います。大好きなプボ君も三浦皇成騎手も出るし、他の馬たちもみんな無事で走ってほしい。有馬記念を楽しもう。

これは有馬記念前日の私の気持ちです。一番人気のドウデュースの出走取り消しに競馬ファンみんなが動揺しました。

私は2022年から2年ほど馬券を購入していましたが、今は馬券は買わずに競馬を楽しんでいます。予想が当たった時の喜びやすてきな馬たちとの出会い、各レースのドラマなど、純粋なスポーツとして心躍る体験ができます。

本記事では、私が実践している馬券を買わない競馬の楽しみ方をご紹介させていただきます。

私と競馬の出会い

2020年ジャパンカップ(3冠馬3頭の対決)

私が競馬と出会ったのは2020年11月。テレビで放送されていたジャパンカップでした。たまたま何かで「史上初!3冠馬3頭対決」というような言葉を目にしたように思います。

コントレイル、デアリングタクト、アーモンドアイという3頭の名馬が走るレースだと分かり、なんとなくワクワクしながら見始めました。

レースは圧巻でした。アーモンドアイの最後の追い上げ、コントレイル、デアリングタクトを含む5頭並んだ2・3着争いなど、競馬のことをよく知らない私でも思わず息をのみました。

結果、3冠馬3頭の1・2・3位決着。ドラマより出来過ぎな展開にしびれました。

画面越しでも伝わってくる迫力と、実況アナウンサーの興奮した声。「競馬ってこんなに面白いんだ!」その日から、私は競馬の魅力に引き込まれていきました。

圧巻のレース!何度も繰り返し、レース映像を見ました。

競馬場デビュー

私は地方在住で、普段はなかなか競馬場に行ける環境ではありません。

でも、競馬のことをもっと知りたい!という気持ちがふくらんで、2021年の夏、思い切って大井競馬場に行ってみることにしました。

最寄り駅から降りて競馬場に向かう道すがら、ドキドキが止まりませんでした。大井競馬場はとても大きくて近代的な施設で、到着した時は思わず「わぁ〜!」と声が出てしまいました。

初めて見方もよく分からない競馬新聞を買って、パドックを見て。毛並みがキラキラ輝いている馬たちを間近に見てとても感動しました。

いよいよ初めての馬券購入です。マークシートはどれを選ぶの?どうやって書くの?券売機はどのように使うの?もっと事前に調べておくべきだったと反省しながら、思い切って近くで新聞を見ていた方に聞いてみました。今思うと、すごい度胸(笑)

その方は、とても親切に馬券の買い方を教えてくださいました。「競馬ファンの方って、こんなに優しいんだ」と感謝しました。

その日は各レース300円程度の小額から挑戦。最初は「当たるわけない」と思っていたのですが、なんと1日の収支はトントンに。

でも、それ以上にうれしかったのは、パドックで見た馬たちの美しく迫力のある馬体、かっこいい騎手たち、馬たちが走るときの響きと迫力を体験できたことでした。

この大井競馬場での体験が、ネットで馬券を買うことにチャレンジするきっかけになりました。

馬券を買っていた頃の体験

大好きな競走馬たち

アーモンドアイ

その名の通り、アーモンドのような美しい目を持つ彼女は、とてつもない速さと強さを兼ね備えていました。

引退レースのジャパンカップ以降、アーモンドアイのレースを一つ一つ見返すうちに、私はすっかりファンになってしまいました。

2018年の桜花賞では、最終コーナーで後方2番手からギアを一段一段グイッグイッ!と上げていくのが素人目の私にもよく分かりました。

立ち姿は凛とした気品があり、走るときは素晴らしい末脚で走り抜ける彼女の写真集やTシャツも買って、大切な宝物にしています。

今年11月には、アーモンドアイ初子のアロンズロッドがデビュー2戦目を走りました。

シャドーロールのせいなのか、アーモンドアイとそっくりな男の子に見えました。最後猛追するも届かず惜しくも2着。ルメールさん、どう感じているかな。

アイちゃんの圧巻の末脚が分かる動画を貼っておきます。2018年 桜花賞(GⅠ) | アーモンドアイ | JRA公式
ディープボンド

競馬ファンの間で「プボくん」の愛称で親しまれているディープボンド。

こしあんのような艶のある黒い馬体が特徴的な彼は、なかなか勝ちきれないのですが、それでも最後まで一生懸命走る姿に心を打たれます。

2024年10月の京都大賞典では競り合いで惜しくも2着。「今日こそは!」と期待するたびに惜しい結果に終わってしまっても、プボく~~~~ん!!と応援したくなります。

このプボ君の歌も大好きです。伯耆の地のディープボンド

大好きな騎手たち

【武豊騎手】 

競馬界のレジェンド武豊騎手。私は武騎手と言えば、真っ先に思い浮かぶのがディープインパクトです。ディープインパクトのレースはYouTubeで何度も見返しています。

武騎手のデビューから積み重ねてきた歴史、海外での活躍、そして今でも第一線で走り続ける姿に心を打たれます。トーク中の親父ギャグも好きです(笑)

【三浦皇成騎手】

2024年2月11日の東京競馬場、3歳新馬戦の出来事をYouTubeで見ました。アールトラスト号が内ラチを乗り越えて転倒し、三浦騎手も落馬。

三浦騎手は、全身を地面にたたきつけられた痛みの中、馬の身を案じてすぐに馬に寄り添い、なで続ける姿に胸が熱くなりました。

このときは、人馬共に無事で本当によかったです。それ以来、ずっと注目し応援しています。いつかG1制覇を果たしてほしいと願っています。

このときの動画を貼っておきます。【ほっとした】自身も痛みがあるなか寄り添う三浦皇成騎手 駄目かと思うなか馬が自力で立ち上がり 場内から拍手が 現地映像

マグカップ、キーホルダー、本・・・好きな馬たちのグッズ集めも楽しい~♪

競馬系YouTubeチャンネルと競馬ノート

競馬の情報収集のために、競馬系YouTubeチャンネルを見るようになりました。たくさんの面白いチャンネルがありました。(私が好きな競馬系YouTubeチャンネル7選でご紹介します)

YouTubeを見始めるのと同時に、競馬ノートをつけ始めました。ノートには、いろいろなYouTuberの予想や各馬の戦績、追い切りの状態などを細かく記録しました。

自分の買い目と購入額、払戻額、収支もしっかりと付けていきました。

9冊の競馬ノート
9冊の競馬ノート
競馬メモ
2022年の有馬記念メモ

イクイノックスの有馬記念メモ。なつかしい~♥

ネットでの馬券購入

地方在住の私にとって、ネットで馬券が買えるのは本当にありがたかったです。

最初は300円くらいの小さな金額でしたが、少しずつ競馬の知識が増えていくにつれて、購入金額も千円単位に増えていきました。

有料会員になる、そして一つの決断

「もっと細かいデータが見たい!」という欲が出てきて、netkeibaの有料会員に登録。さらに、好きなYouTubeチャンネルのメンバーシップにも入会しました。

メンバー限定の情報を得たり、コメント欄で勝った時の喜びや負けた時の無念さなどを分かち合えて心強かったです。

しかし、競馬を始めて1年半くらいたった頃、私は大きな決断をします。収支をつけながら、「回収率が100%を超えることは無理だ」と気づきました。

たまに数千円が数万円になる万馬券を当てることはありましたが、ほとんどは外れてしまいます。有馬記念などは、気持ちが大きくなって1万円近く賭けて・・・見事散る・・・とか。

この現実を受け止めて「マイナス収支がこの額になったら、いさぎよく馬券を買うのを止める」というボーダーラインを決めました。

馬券を買うのを止めてから

私が馬券を買うのを止めたわけ

マイナス収支がこの額になったら、いさぎよく馬券を買うのを止める」というボーダーラインに達したとき、不思議とすんなり受け入れることができました。競馬ノートを見返してみると、自分の中で少しずつ変化が起きていたことに気づきました。

最初は「回収率を上げたい!」「プラス収支を目指そう!」と意気込んでいました。

でも、負けを取り返そうと買い目が増えたり、賭ける金額を上げたりして少し無理をすることもありました。無理といっても、数千円単位でとどめてはいましたが。

なんだか、賭けに勝ってお金をもうけることに集中して、純粋に競馬を楽しむことができなくなっていたようにも思います。

アーモンドアイやプボくんことディープボンドをはじめとして、ずべての馬たちが一生懸命走る姿、武豊騎手の匠の騎乗、三浦皇成騎手の馬を思いやる優しさ…。

そういった感動的な場面に心を揺さぶられる瞬間が、私にとっての競馬の醍醐味だったと気づきました。

また、自分の年齢的に、老後の蓄えを少額ずつとは言え、競馬で減らしていくのはいかがなものかと常に問題意識を持っていたことも、スパッと止めることができた要因だったと思います。

回収率より的中率を上げようとする買い目。その上、少額では巻き返しは無理・・

馬券を買うのを止めてから変わったこと

一番大きな変化は、心の余裕です。以前は「買い目を考えなきゃ」「データをチェックしなきゃ」と、どこか追われるような気持ちでレースを見ていました。

でも今は、純粋に馬たちの走りを楽しみ、馬たちや騎たちの活躍を心から喜べるようになりました。有料会員やメンバーシップも解約しました。なんだかすっきりした気持ちになりました。

これまでの経験は、決して無駄ではありませんでした。馬券を買っていた時期があったからこそ、競馬をより深く知ることができました。

そして、自分にとっての本当の楽しみ方が見つかりました。

馬券を買わない競馬の7つの楽しみ方

次の世代を楽しみに

私が競馬を見始めるようになってから活躍した馬たちは、次の世代を残す仕事を担うようになりました。アーモンドアイ、グランアレグリア、クロノジェネシスたちはお母さんになりました。

子馬と一緒に写っている写真を見ると、やさしいお母さんのたたずまいを感じてホッコリします。

コントレイル、イクイノックスたちは、種牡馬として期待されています。子どもたちの成長と活躍を見るのが楽しみです。

好きな競馬系YouTubeチャンネル7選

競馬系YouTubeチャンネルで、レースや馬たちの情報や予想を見たり、彼らの馬券の結果を見たりするのが楽しいです。

それそれの視点や見解の違いを見て、競馬の難しさと奥深さを感じます。

  • ウマキんグ中井さんの競馬への探究心はすごいです。競馬だけでなくポーカーや野球など多才。相棒の松浦さんが、中井さんのS評価とA評価の馬で3連単を組み、的中することも多いです。
  • 競馬の専門学校キーン校長先生のコース解説、馬場読み、各馬の評価など、ていねいな解説で参考になります。
  • 東スポレースチャンネンル元ジョッキーだった田原成貴さんのジョッキー目線での予想やレース後の解説がとても興味深いです。安田隆行先生などゲストを迎えた対談も見所です。
  • 夢色グラス競馬チャンネル注目馬や追い切り評価、展開予想、最終予想など詳しく解説されています。ドウデュースについて「一勝より一生」という言葉を紹介していただき、感動しました。
  • 邪推師GANMA注目馬のアピールポイントと懸念材料の両面から分析、さまざまなデータを元に予想されています。レースの回顧動画も勉強になります。声と話し方も好きです。
  • モスマンのUMZUKIチャンネル」厩舎、牧場で働いていた経験のある方で、競馬に関する知識量に圧倒されます。レースや馬の分析と見解は、とても説得力があります。
  • 情報痛のウマ談義穴馬党の銭丸さんのちょっと尖った見解が面白くて飽きません。このチャンネルの本命馬や注目馬は的中率が高いなという印象です。マスターの隠し部屋というサブチャンネルもお勧めです。

他にも面白いチャンネルがたくさんあります♥

競馬のライブ配信

地方在住の私にとって、様々な配信コンテンツは欠かせない楽しみとなっています。

YouTubeでは、大井競馬、船橋競馬、浦和競馬など、地方競馬のライブ配信を楽しんでいます。ゲストの方々のトークが面白く、地方競馬ならではの特徴や、馬や騎手たちの解説も分かりやすいです。

中央競馬とはまた違った魅力がある地方の馬たちや、地方競馬で活躍する騎手たちのレースを見るのも楽しみです。ファンの方々が送るチャット欄のコメントも面白いです。

テレビでは「みんなのKEIBA」が好きです。細江純子さんやDAIGOさんなど、個性豊かなゲストの予想コーナーが面白く、毎回楽しみにしています。

G1からG3までの重賞レースの中継も、実況と解説で見応えたっぷり。レース後の関係者インタビューまで、しっかりと放送してくれるのがうれしいです。

そして最近特に気に入っているのが、JRA公式YouTubeチャンネルの「ジョッキーズカメラ」映像です。騎手目線で撮影された臨場感あふれる映像は、まるで自分が馬に乗っているような錯覚すら覚えます。

馬のひづめの音や息遣い、騎手の掛け声まではっきりと聞こえてくる映像は、競馬ファンにとって最高のぜいたくです。

競馬場観戦

まだ2回しか経験がありませんが、じかに見る競馬は素晴らしいです。一日中いても飽きません。各競馬場には、その土地ならではの特色や名物があるようです。

地元の美味しいものを食べながら、競馬を楽しむぜいたくな時間を過ごせます。

札幌競馬場や東京競馬場にも行ってみたいです。

netkeiba(ネットケイバ)

「netkeiba」は、競馬ファン必須のウェブサイトです。レース結果やニュースはもちろん、無料でも多くの情報を得られます。

有料会員になっていたときは、それに見合う有益な情報を得ることができました。サポートも充実しています。

牧場巡り

私の夢は、北海道にあるヴェルサイユリゾートファームを訪れること。アドマイアジャパンやオジュウチョウサンなど、憧れの名馬たちに会えるなんて考えただけでワクワクします。

のびのびと過ごす馬たちの姿を雄大な自然の中で、ゆっくり見ることができたら幸せだろうなと思います。

乗馬体験

一度、乗馬体験をしたことがあります。実際に馬に触れ合うことで、競走馬たちのすごさをより実感できるようになりました。

速60kmで駆け抜ける競走馬と、それをコントロールする騎手は、まさに神業としか思えません。人馬共に命がけの仕事だなと思います。

また、私を乗せてくれた馬の顔などをたくさんなでることもできました。おとなしく触らせてくれて、ますます愛おしくなりました。

なでなでできて、うれしかったです。馬ってかっこいい!かわいい♥

まとめ

馬券を買わない競馬の楽しみ方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。競馬は決して馬券だけが楽しみではありません。馬券を買うことを止めてから、心にゆとりを持って競馬と向き合うことができました。

人馬共に命あるもの。今年は悲しい事故がありました。馬にもファンにも優しいお人柄で、パパになったばかりの藤岡康太騎手の急逝には涙が止まりませんでした。

ナミュールに乗り、すごい勢いでゴールを捉えた姿は忘れられません。追い切り稽古にも真摯に取り組む方だったそうです。残念でなりません。

お兄さんの藤岡佑介騎手、アルナシーム号、2025年中山金杯優勝おめでとうございます。

どうか人馬無事で。そう祈りながら、今後も競馬に親しんでいきたいと思います。

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